2010年6月14日月曜日

役員会開催

13日に役員会を開きました
資料は12日の夜に私が作成して、13日に配布して会議という感じのいつもの流れ

議題は、来年度以降の父母会の運営方法についてでした
高等工科学校は学生化したことにより、今年度から大幅な増員をしています
これにより、理論上は各都道府県での合格者数が増加し、父母会の活動も活発にならなくてはいけないのですが、自衛官という身分ではなくなったことにより、今までのような運営方法だと新規会員の獲得が難しいということになったまいりまして、来年度以降の会員獲得に向けて話し合いが行なわれました

高等工科学校にはPTAという組織がありません
その代わりに各都道府県に父母会があるわけですが、父母会は学校と直接的な関わりがない任意の団体ということになっています
しかしながら、各都道府県の父母会会長を各都道府県の代表という形にして全国育成会連合会という組織がさらに存在しています
全国育成会連合会も、学校とは運営において関わりがないため、学生化して自衛官ではなくなった生徒達のバックアップをどのように行なうべきなのかについて議論がなされています
一番大きな問題は、学校は生徒や保護者の情報を持っていますが、この情報を全国育成会連合会や各都道府県の父母会に公開することができないために、育成会連合会も父母会も、同じ都道府県の誰が入学したのかを知る術がないために、会員の獲得をすることができないのです

少年工科学校時代は、育成会はもちろんの事、父母会への入会もほとんど義務のようなモノで、何の疑問も感じずに加入して会費を払い、恩恵(なかには不要と思われる恩恵もありますが・・・)を受けてきたわけですが、最近は育成会連合会にも父母会にも加入する意思が無いという保護者の方もいらっしゃって、もちろん積極的に参加して頂ける保護者の方もいらっしゃるわけですが、その区別どころか、どこの誰が入学したのかすら把握されるのを嫌がる保護者の方もいらっしゃいますので、父母会としては動きようがないという状況に立たされています
これは東京都父母会だけに限らず、全国での問題ですので、育成会連合会の方針も踏まえながら、継続していけるように努力をしなければならない状況となっています

一番良いのは育成会連合会のPTA化が望ましいという声も聞かれるのですが、生徒達は文部科学省認可の一般の高校生ではなく「防衛省の定数外職員」ですので、なかなか難しいというのが現実のようです


そして、もう1つの議題が第54期生の卒業祝いです
今までは1万円のクオカード等を贈呈していたのですが、OB保護者で組織される賛助会の人数減少などにより、今年度からは限られた予算の中から、卒業祝いを手厚くするよりは、入学祝いを手厚くしていこうという事になり、54期の卒業祝いからは予算を半減して、余剰を56期の入学祝い関連行事等にまわすということになりました
どのような記念品になるのか、これから何度かの役員会を経て決まると思いますが、捨てられたり使ってもらえないような記念品にならないように選びたいと思います(笑)

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